築70年の古民家改修

70年が経ち家族構成や生活の変化により使いづらくなったため、現在の生活に合わせて使いやすいように改装しました。

キッチンと入口を見る。 夜景

昔は天井がある暗い部屋を天井を無くし、高天井とし、梁を見せている意匠にしました。昔の長押をそのまま利用し、間接照明に再利用しております。奧はオープンキッチンのカウンターです。

 

キッチンと入口を見る。 夜景 正面

屋根形状に沿って勾配天井を作成し、そこに長押の間に組み込んだ間接照明を当てることにより、光のグラデーションを作りだしました。

 

キッチンから外を見る 昼間

キッチンで家事をしながら、明るく開放感がある風景が前面に広がります。

 
 

キッチンの風景

キッチンは既製品ですが、うまくカウンターの中に治めて、周囲と違和感が起きないようにしております。また、キッチンの奧にはカウンターを利用して、調味料置き場を設けて、オープンキッチンの欠点であるいろいろな物が見えてしまうと言う欠点を隠しております。レンジフードもまわりを囲い、周囲と違和感がないようにしております。

キッチンの風景2

左官壁に自然に溶け込むように設置されたレンジフード。間接照明のアッパーライトのおかげで、天井面が明るくなり、明るいキッチンとなっております。

トップライトを見上げる

トップライトを見上げた写真。古民家の天井を外すと高いため、昼間は天井が暗くなりがちになります。ハイサイドライトを天井の一番高いところに設けて、光を取り入れる事により、部屋全体が明るく感じるようになります。